講師:栄区生活支援課長 新海隆生氏
テーマ:横浜市の依存症支援について
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依存症は、まずその回復を優先とすることとされています。その人々の生活を保つために大切な「生活保護制度」。今回は新海さまにその制度と支援について教えていただきました。
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生活保護は、人が生きていくときに、最低限の生活の基準に足りないときに、その部分をだしてくれるものです。本人の申請によって、得られるもので、国民にとっては権利となります。その一方で義務もあります。例えば病気についての申告や、生活の向上につとめる。。などです。
本人の申請により、すすめられる手続きのなかで、役所としては「公平性」の基盤の中、調査へと進んでいきます。
さて、「自立」というのはどういうことでしょうか。
いま依存症の他にも社会的に問題となっている「ひきこもり」も、かつては「自分勝手な!」「なまけもの!!」などと言われていました。
今はまず、どうやったら外に出ていけるのか。。。から考えなければならないとなっています。
自立はそれぞれその人が、『安心して、能力を生かして、幸せに生きる』ことなのです。自分ではまだ生活を成り立たすことのできない人たちに、その基盤となれるように、生活保護費が支給されることとなります。
社会の中で生活できなくなった人は社会の中で助けて何とかしていこうという考え方です。また、生活保護制度のほかにも、生活困窮者支援制度や、就労支援の制度もあります。経済的にこまったら、まずは相談しましょう。
Q&A
①ダルクに入所の場合、生活保護の相談先は、住所のある役所か、ダルクの所在地の役所か?
A:入所しているダルクが、福祉サービス(グループホーム)の指定を受けているかによる。まずは相談者近くの役所に相談してみると良い。
②本人が手続きできないときは?
A:親でよい。本人の書類などは後日でいいので、まずは申請をすること。その際に持ち物などは役所に確認するとよい。
③高校生、ダルクに通所しているが、使えるサービスはあるか?
A:障害福祉サービス。依存症のことについて、精神科受診し、診断書をかいてもらうことが必要。
④タルクを卒業した人の支援制度
A:その人その人によって必要な制度が違う。賃貸物件を探すときに、敷金や礼金が必要な人、保証金や、火災保険料はどうするのか。。。
また家賃滞納による退去がないように代理支給といって、生活保護費の中から、大家さんに保護費の中から、家賃をまず払う、ということもできる。
⑤身体的に申請しに役所にいけない人は?
A:サポートをつけて申請しに来ることもできる。民生委員や、信頼できる人など。民間サポートもあるが、善意の人だけではないというのも現実。気をつけてほしい。
⑥教師の立場から。。。どの家庭が生活保護なのか、教師にもわからない。進学支援相談の時に、比較的学力に左右されないサポート校を選んだ家庭が、生活困窮家庭であった。サポート校は援助が受けられない。各家庭にそういった情報をきちんと伝えてほしい。
まとめ。。
生活保護は、本人の生活をほしょうするもの。それが必要なくなったら、自立していけばよいこと。逆に、その制度が必要な人へは、支援を辞退させないように取り組み、援助をしていく必要があると考えます。。
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依存症者は借金、働けないなど、回復の途上や、回復してからもお金の問題は尽きず、回復はし続けていかなくてはなりません。そして、私たち家族はその部分においては直接助けることはできません。生活を保障してくれる経済的支援の制度を、私たち家族も理解していくことはとても大切なことだと思いました。
なかなか理解しにくい制度のお話を分かりやすく説明してくださいました。
ありがとうございました。

