7月23日 研修会 筑波大学 森田展彰先生

研修会のテーマは「家族の支援と回復」でした。
「依存症という病気を知らないと家族と本人は対立構造になりやすい。」ということで、一生懸命に助けようとする家族ほど、悪循環に陥ってしまい良い効果を生まない関係になってしまいます。本人はつらい気持ちを隠そうとさらに嘘を重ねていき、信頼をどんどん失っていきます。「依存症」を認め続けていくことは大変な負担がかかることを受け入れていくことも家族にとっては大切な心構えになります。当事者と距離を置くことで冷静になる場面が生まれて、回復へのひとつのプロセスとなっていきます。どこまでも突き放すということではありません。
そのような問題を認識したうえで、コミュニケーションスキルを上げていくことが効果的に関係性に作用していきます。相手「当事者」の気持ちを否定せずに受け止め押しつけるような言い方を避ける。また、相手との境界線を尊重しながらも自分の気持ちを伝えることが大切です。
参加者でこのようなコミュニケーションのワークも行いました。「わかっていても実際は言えないよね。」なども感想が口々に話されていました。
「依存症」の問題だけではなく、どの人間関係にも役に立つ研修会となりました。