4月8日(土)横浜ひまわり家族会 平成29年度総会でした。

昨年度の事業報告や、会計報告などの議事のほか、新しい世話役の紹介などを行いました。

ゲストには、「横浜ダルク」施設長 山田氏と「湘南ダルク」施設長 栗栖氏をお招きし、内容の濃い体験談や、Q&Aをお願いしました。

山田氏からは、依存症を抱える人が問題を起こした時の対応として、エンカウンターミーティングを行い、本人が本来持っている力を引き出す方向に持っていく事が大切であることや、近隣のダルクと行事を協力して実施していることなどのお話がありました。

これまで4か所あった横浜ダルクのナイトハウスを、一か所にまとめて個室対応にしていくことなどもお聞きしました。回復の初めは孤独になってはいけないと思っていた私たち家族には少々戸惑いがありましたが、時代の流れの中では利用者を詰め込んで行くのには無理があるとのことでした。フォローはこれまで通りにやっていくとのこと。ひとまず安心しました。

栗栖氏からは、依存症になり回復を目指していく中では家族関係の再構築が欠かせないというお話がありました。当事者の回復に家族もついていかないと、関係を変えていくことは難しいですね。

グループホームの開設も決まり、6月にはオープンの運びとなっているそうです。

どちらのダルクも回復途上の就労支援に取り組んでいるとのこと。社会にどう復帰していくか、当事者にも家族にも大きな課題です。

Q&Aでは、家族が抱える問題に軽妙かつ的確に答えて頂きました。

これからもよろしくお願いします。