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8月26日(土)研修会

横浜保護観察所 岡野 みずほ 統括保護観察官を招いて 「薬物依存のある人の保護観察について」のテーマでお話しを伺いました。 2016年6月1日より刑の一部執行猶予制度が開始され最長で3年の保護観察が付くようになり、その間、対象者は薬物再乱用防止プログラムを受ける事が義務づけられるそうです。 家族としては この取り組みが再犯防止に繋がり薬物依存症の回復になる事を強く願います。

7月23日(土)南公会堂 第1回『薬物依存症者と家族フォーラム』

少し暑さのやわらいだ日曜日、「横浜ひまわり家族会」は横浜市の受託事業として各機関の協力の下、初めてのフォーラムを開催いたしました。

午前中は原宿カウンセリングセンター臨床心理士 高橋郁絵先生による「家族に役立つ動機付け面接」のワークショップが開かれました。「間違い指摘反射」など普通に私たちがやってしまいがちな心の動きに焦点を当て、対峙しない話し合いを持つためのエッセンスが散りばめられたワークショップとなりました。初めて出会った皆さんもうちとけて楽しくワークができました。

そして午後のフォーラムには200人程の方が参加してくださいました。家族の切実な回復への思いや、本人体験談では自信を振り返る中で、生き方を模索している姿が、共感を呼びました。家族は突然、薬物の問題に巻き込まれ、なんとかしなければと右往左往します。しかし、どこに相談をするのか、はたまた相談していい問題なのか?問題はどんどん膨らみ、生きることさえ危なくなってくる・・・そんな状態でやっと家族会にたどり着く・・・たどり着ける家族は氷山の一角。いろいろな事件の背景に薬物問題の影があります。

当事者本人のごえもんさんのお話。今は就労支援事業をされています。自分で社会に働きかけて開拓していくたくましさを感じます。先ゆく仲間として参考にしていきたいと思える素晴らしいかたです。

基調講演は国立精神・神経研究医療センターの松本俊彦先生の暖かさに加え勢いのあるお話でした。

「依存症の栄養は孤独や秘密。依存症の反対はコネクション。人と安心して繋がることが回復への大きな支えになる。」そんなお話に胸がいっぱいになった家族や当事者本人も多くいらっしゃると思います。依存する先をできるだけ沢山持つこと、スリップしても治療プログラムから脱落しないことが大切。「おせっかいプロジェクト」の確立を願うばかりです。

当事者本人や家族が孤立しない「安心できる地域社会」を目指して活動していきたいと思います。

今回のトークセッションは、国立精神・神経研究医療センター近藤あゆみ先生の司会で松本先生、横浜市こころの健康相談センターや、神奈川県精神医療センター、横浜保護観察所の方、横浜ダルク、湘南ダルクも交えて、それぞれの機関の依存症への取り組みや、今後の課題などを話していただきました。フロアからの質問もあり、貴重な意見交換ができました。地域で生きていくことを目指して、関係機関が協力できる社会になって行くことを熱望します。

 

6月24日(土) 《家族研修会》

講師/茨城県立こころの医療センター副院長 中村 恵先生 &NPO法人 茨城依存症回復支援協会IARSA統括施設長 湊 淳也氏

今回の研修は茨城県立こころの医療センター副院長 中村 恵先生と、治療共同体でタッグを組む同じく茨城県にある[IARSA]施設長 湊 淳也さんのお話でした。

中村先生は薬物依存症者にとって先進的な治療に取り組んでこられ、茨城方式という回復プログラムとダルク終了後の受け皿として治療共同体を作られました。

先生は、軽快に話しながらも依存症に苦しむ当事者や家族の思いを汲んで治療にあたっておられることがよくわかる、暖かいお話でした。「人は生きられるしか生きられない。本人ができないことは押しつけない。できることやっていけばいいんです」。本人のことが一番わかっている先生のお言葉でした。

そして、湊さんは就労継続支援B型を運営されています。主に統合失調症を併せ持つメンバーの回復に尽力されています。「ゆっくりいこうよ」そんな穏やかな回復を支援されています。

いろんな回復があっていいんだと思える研修会となりました。

12月17日(土) クリスマス会&合同ミーティング

今回は年に一度の「横浜ダルク」のメンバーとの合同ミーティングでした。

テーマは「なぜ今ここにいるのか」

家族も当事者も薬物問題でつながり今、ここにいます。でもそれは必然だった。自分と向き合い、家族と向き合い、生きてきた道に思いを馳せ・・・そんな重厚なお話が飛び交いました。そしてここにいることの幸せも感じ、仲間に感謝している。私たちは自分を大切にし、仲間とともに歩き、意義深い生活を送って行きたい。そんな気持ちでミーティングを終えました。

そして、クリスマス会。

おやじの焼いたステーキ、トン汁、k子さんの愛情一杯のケーキ。たくさんのおいしい料理と笑い声と、ゲーム。当事者や家族、みんなの暖かさが伝わる暖かい会となりました。

もうすぐ今年も終わり。また新しいまっさらな一年がやってきます

いろんなことがありましたが、私たちは笑っています。ご飯も食べています。元気に新年を迎えましょう。

 

4月22日(土) 《家族研修会》 講師/日本ダルク・インテグレーション・センタ− 代表 近藤恒夫氏

日本の「ダルク」の創始者、近藤恒夫氏をお招きして貴重な体験談を語っていただきました。

印象的だったのは、ロイ神父との交流です。ロイ神父にAAに誘われた時、ロイ神父は「よろしかったらミーティングにきませんか?」と毎回誘われたそうです。「よろしければ」これは、答えを決めるのはあなたですよ、というメッセージが込められています。

「失敗した。」と話すと、「人生に失敗はない。何回やっても失敗ではない。何かを与えてくれる。」と言われ、近藤氏はその都度考えるようになったといいます。

日本の依存症対策にはアフターフォローがありません。再発したら自己責任だと言われるだけです。集団療法を地域で取り入れて、孤立を防ぐことが大切です。ひとりの考えでは間違っていてもそのまま突っ走ってしまいます。依存症の敵は「クスリ」ではなく「孤独」です。「クスリ」を止めていくことを生きがいにしながら「生命のリレー」をしていく仕組みが必要だと話されました。

学校教育には、「困った」と言える教育をしてほしいとも話されていました。「希求行動」を身につけることは命を守る大切なことだと改めて思いました。

 

体験談を語ってくれたのは、りょうくん。

少年院に入っていたけどあまり記憶がない・戻って行くのは悪い友達のところしかなくだんだんエスカレートしていったそうです。少年院にいたときに父がダルクの資料を送ってくれた。生きるすべがなかったので取りあえず京都のダルクにいったが、人と上手くやれずダルクを転々としてきた。自分の中の解決方法は「力ずく」だった。失敗を重ねようやく気付いた。社会に出たいが、何がやりたいのかが見えてこなくて、スタッフにあせるなと言われている。

そんな体験を真摯に語ってくれました。応援していますよ。

4月8日(土)横浜ひまわり家族会 平成29年度総会でした。

昨年度の事業報告や、会計報告などの議事のほか、新しい世話役の紹介などを行いました。

ゲストには、「横浜ダルク」施設長 山田氏と「湘南ダルク」施設長 栗栖氏をお招きし、内容の濃い体験談や、Q&Aをお願いしました。

山田氏からは、依存症を抱える人が問題を起こした時の対応として、エンカウンターミーティングを行い、本人が本来持っている力を引き出す方向に持っていく事が大切であることや、近隣のダルクと行事を協力して実施していることなどのお話がありました。

これまで4か所あった横浜ダルクのナイトハウスを、一か所にまとめて個室対応にしていくことなどもお聞きしました。回復の初めは孤独になってはいけないと思っていた私たち家族には少々戸惑いがありましたが、時代の流れの中では利用者を詰め込んで行くのには無理があるとのことでした。フォローはこれまで通りにやっていくとのこと。ひとまず安心しました。

栗栖氏からは、依存症になり回復を目指していく中では家族関係の再構築が欠かせないというお話がありました。当事者の回復に家族もついていかないと、関係を変えていくことは難しいですね。

グループホームの開設も決まり、6月にはオープンの運びとなっているそうです。

どちらのダルクも回復途上の就労支援に取り組んでいるとのこと。社会にどう復帰していくか、当事者にも家族にも大きな課題です。

Q&Aでは、家族が抱える問題に軽妙かつ的確に答えて頂きました。

これからもよろしくお願いします。

2月25日(土)家族研修会 今回は、神奈川県立精神医療センターのPSW井上恭子氏をお招きしての研修会でした。

長年、依存症者と向き合ってこられた井上氏の軽妙な語りとエピソードに、家族も笑顔が絶えない研修会となりました。

今回はファミリーカードを使っての危機回避を学びました。まず想定される危機的状況のカードを引き、回避行動のカードを2枚引きます。出てきた危機的状況に、回避カードのアイテムを使ってどうピンチを切り抜けるのか?現実にあったことと同じカードを引いた家族の方もいらっしゃって、どぎまぎしながらのワークでした。

そして、グループワーク。今困っている事例をグループの中まで知恵を出し合い、方向性を見つけていくというワークでした。思いは人それぞれ、出てきたアイディアの何をヒントにするのかは自由ですが、ひとつのきっかけになっていくといいですね。

2月11日(土)ミーティング テーマは「愛を持って手を放す」

ひさしぶりに一つの輪になってみんなで分かち合いをいたしました。

テーマは家族にとっては非常に難しく、考え込んでしまいます。それでもメンバーは自分の言葉で気持ちを語るということに取り組みました。抱えている問題はそれぞれでずいぶん違いますが、他のメンバーの語ることがなにか一つでも気付きにつながるとミーティングの意味があります。心を開いて聴くこと、一番の心得だと思います。

1月28日(土)第2回「薬物依存症者と家族オープンセミナー」が開催されました。

神奈川県民ホールの大会議室には続々と多方面の方が集まってくださり、220名を超える参加となりました。

「横浜ひまわり家族会」のメンバー2名の体験談、そして「横浜ダルク」のメンバーの体験談が語られました。

家族は薬物にはまって壊れていく当事者に困惑し、振り回され家族自体も崩壊していくのをどうにも出来ずにいました。「横浜ダルク」「横浜ひまわり家族会」に出会い、家族が自分を取り戻していくなかで依存症者の回復にも道が出来ていきました。

依存症当事者のお話もとても印象的でした。病気で実家に帰っているときにどんどん世話を焼く家族に対して「家族は病気だ」と思ったと話していました。そして多くの方の心には「やりたくないことをやっていたら、やりたいことが出来るようになっていた。」ということでした。ジュンくん、ありがとうございました。

基調講演は神奈川県立精神医療センターの小林桜児先生の「薬物依存症の理解と対応」でした。軽快な語り口で聴いている人たちをどんどん惹きつけ「依存症とは」こういうことなんだと理解の糸口をつかめました。小林先生のさびしい思いをした生い立ちなども話されていて、依存症者の心の痛みを理解しようと心を砕かれていらっしゃることが伝わってきました。脳ではなく、心・感情に焦点を当てた理解と回復への支援をどうやっていけばいいのかを教えていただきました。「期待値を下げる」という言葉が多くの参加者の心に残った言葉でした。

Q&Aセッションには「横浜ダルク」「湘南ダルク」の代表と精神医療センターのPSW大曾根氏も参加していただき、会場からの質問にそれぞれの立場からお答えする活気ある場となりました。「どうにもできない」ことを当事者も家族も認めることが回復への第一歩、「無力」って偉大だと思いました。

たくさんの方に支えていただいて今回のオープンセミナーも成功しました。

今度は7月にあります。ぜひ会場でお会いしましょう。

12月17日(土) クリスマス会&合同ミーティング

今回は年に一度の「横浜ダルク」のメンバーとの合同ミーティングでした。

テーマは「なぜ今ここにいるのか」

家族も当事者も薬物問題でつながり今、ここにいます。でもそれは必然だった。自分と向き合い、家族と向き合い、生きてきた道に思いを馳せ・・・そんな重厚なお話が飛び交いました。そしてここにいることの幸せも感じ、仲間に感謝している。私たちは自分を大切にし、仲間とともに歩き、意義深い生活を送って行きたい。そんな気持ちでミーティングを終えました。

そして、クリスマス会。

おやじの焼いたステーキ、トン汁、k子さんの愛情一杯のケーキ。たくさんのおいしい料理と笑い声と、ゲーム。当事者や家族、みんなの暖かさが伝わる暖かい会となりました。

もうすぐ今年も終わり。また新しいまっさらな一年がやってきます

いろんなことがありましたが、私たちは笑っています。ご飯も食べています。元気に新年を迎えましょう。